【技術士試験】白書や国土交通省のHPを見るって、どういうこと? ~技術士試験にまつわる都市伝説~

query_builder 2024/01/30 勉強
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技術士第2次試験の対策を進めている皆さん、こんな話を聞いたことはありませんか?

「白書を覚えろ、目を通せ」、「国土交通省のHPを見ておけ」と。これは建設部門の方中心に言いましたが、他の部門の方も「白書読め」と言われた方もいるのではないでしょうか。


それは一体どういうことか。今日はそれについて解説します。


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そもそも、白書や国土交通省のHPを見るとは?

以下のURLはYoutube動画で簡単にささっと説明した動画です。

https://youtu.be/L9OXKu1nu2c


先に言いますが、技術士でも建設部門の受験者を対象としている内容です。他の部門の方はなんとなく、こんなことするんだ程度で見てください。

国土交通省のHP・白書を指さしながら、どんなことをかけばいいのかショート動画バージョンで作成しました。時間がない方はこちらでと言いたいのですが、当コラム記事もすべて読んでください。


簡単に言うと、これらの政策をもとに試験問題がつくられています。

試験問題が作成されるのはおよそ4月~5月といわれています。なので、2024年度試験の場合は、2024年の4月・5月で試験問題が作られるので、2024年3月までの情報はかき集めてください。資料収集のスタートは試験年度から2~3年前のくらいが目安です。そのあたりの重要施策をかき集めてください。

その中の重要施策が試験問題として、つくられる可能性が高いです。


白書も同様です。建設部門の方は国土交通白書を中心に、必要に応じてほかの白書を見るようにしてください。ページ数が膨大なので、概要版をダウンロード後ざっと内容を見てください。そこで挙げられている項目が、今年の主テーマです。



国土交通省HPと白書をチェックするってどういうこと?

どちらの資料も共通して言えるのですが、これらは試験を出題する側が提示する超ヒントです。

国土交通省HPも白書も、国が実施したい政策や論文を書く上で必要となる情報が隠されています。


都市計画関係の仕事の方など、普段から国家レベルの情報を目にする方は割と合格が早い傾向にあります。

しかし、普段の業務が主に詳細設計を中心とされる方は、意識的に国土交通省HPや白書のデータをそれなりに読み込み、下地をつくらないと対応できなくなる可能性が高いです。

普段の仕事で見る機会がない人は、もう理論を読み込んで理解するしかありません。店主もそうしました。


国土交通省HPの場合は、基本的には社会資本整備審議会の資料に日本の社会資本整備についてが書かれています。

道路なら道路関係、都市計画なら都市計画と、計画論がある部門の方は、HP上で年度ごとの各部会ごとに審議等が行われたテーマをざっと見することをお勧めします。

計画論が絡んでこない部門(土質基礎など)を受験する方でも、必須問題はこのような対策が必要になるので、きちんとチェックしましょう。


それは受験者の皆さんがうまくご自身なりにまとめてください。

国土交通省HPと白書の使い方

先ほども言いましたが、これらは試験を出題する側が提示する超ヒントです。


試験問題も主要なトピックからの出題です。しかも国土交通省が出している資料には、課題も解決策も論文のネタになるものがわんさか書かれています。

これらをもとに、課題、解決策を自分なりにまとめていきます。半分自分で試験問題をつくっているようなものです。


白書をみる(もちろん国土交通省から出されている資料もそうですが)のは、論文に引用できるデータを探すためです。

建設部門は基本国土交通白書からの引用で足りるはずです。


もちろんですが、論文に引用するデータや用語はきちんと暗記してください。

誤った数値は最悪減点ですので、そうならないようにしてください。


合格の一助になれば幸いです。


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