論文の書き方について(技術士第2次試験特化)
論文の書き方についての基本的な手順とポイントについてご紹介します。
論文の書き方には様々な手法やスタイルがありますが、基本的な手順を守ることで効果的な論文を書くことができます。
論文の起承転結は、論文全体の流れや論理的な展開を意味し、重要な要素です。とはいえ、問題文を読めばある程度絞り込みはできますが。
効果的な論文の書き方のポイントは、明確な問題意識や目的を設定し、論理的な展開を行うことです。また、正確かつ適切な情報源や文献を参考にし、研究の信頼性と妥当性を高めることも重要です。
論文の書き方には、いくつかのヒントや注意点もあります。例えば、冗長な表現や不必要な繰り返しを避け、明瞭かつ簡潔な文章を心掛けましょう。
これらを踏まえて、合格に近づける論文の書き方を覚えていきましょう。
そもそもの論文の書き方
これはYoutube動画でも解説しますが、多くの添削を見ていてすごく思うのは、「文章の書き方がなってない!」
とりあえず、以下のリンクがYoutube動画です。
まず、段落の始まりは原稿用紙を1マス開ける。これは小学5年生(参考:Z会の小学生作文講座)で習いますが、まずそれができていない方が非常に多いです。
これを複数人見ると、正直言うと絶句します。しかも、こちらの伝え方が悪いのかもしれませんが、簡単には修正されません。
ここまでくると頭が痛いです。
次にタイトルの付け方。
みなさま、技術士試験、RCCM試験(一部)は論文を書くんですよ。章立ての番号の振り方に迷っている方は、受験部門で対応している書き方に準拠したものが望ましいです。
それぞれの学会が出しているタイトルの付け方を見たことはありますか?
例えば、建設部門だと土木学会(河川・砂防の方は砂防学会もありですが)の場合、
1.章タイトル
(1)節
a) 項
このようにつけてください。何度も言いますが、論文を書くのですよね…。
あと、みなさんやりがちなのがこれ。
そこで課題となったのが、現場には支障物件があることだった。移設不可能のため、施工条件が限られる点が課題となった。
何が問題って、よく読めばあなたが思う課題は何ですか?ということ。
書いている本人は全く気が付いていないのですが、課題が2つになってることで、しかもどっち?っていう状況なのです。
課題は、①支障物件があることが課題、②施工条件が限られる点が課題 になっています。
この文は受講者さんからいただいた解答の文章を変えてはいますが、文章の骨格は変えていません。
この場合は、おそらく②を課題にしないといけません。
①の支障物件があることを課題にした場合、どうやって解決させるのかの構成を考えられますか?技術的な解決策になりますか。
技術的な解決策が浮かんだら店主にご教授ください。お願いします。(おそらくお金で解決か、お金で解決になる気がします。)
あるあるその2。
1文は、50~75文字 でお願いします。つまり2行を超えたら長いので、意識して切るようにしましょう。
大体50字を超えるようになったら、1文で2トピックくらいは書いていると思っていて間違いないです。多分、文章の切れ目があるはずなので探してください。
あるあるその3。
接続詞の多用はしない。店主もよくやってしまったのですが、
また~。また~。 と同一のトピックで同じ接続詞を連続して続けてしまうことです。
これもいらっしゃいます。論文はそこまで接続詞を多用する必要はないのですが、できれば同じ接続詞を使わないようにすることをお勧めします。
また、接続詞も順接、逆接、並列、添加、対比、選択、列挙、説明、補足等いろいろと用途がありますので、1度調べてみることをお勧めします。
あるあるその4。
英数字は原稿用紙1マスに対して、2文字です。2020なら、20で1マス、20で1マスです。4マス使わないでくださいね。
一昔前は、i-Constractionを原稿用紙に必死で書いた記憶があります。7マス使用します。(修行だったなあ、これを書くの。懐かしい…)
なお、これについては4月になったら受験要綱が公開され、その中にも記述されているので、きちんと読みましょう。
論文の構成と重要性
あるあるシリーズが多すぎて終わりそうもなので、次に強制的に行きます。
論文を書く際には、文章の構成が非常に重要です。ですが、技術士第2次試験では問題文に要求されていることに対して忠実に書きましょう。
これが意外とみなさん、できてません。
令和元年以降は全部門問題文がそろっており、とても解答がしやすくなりました。それ以前でも同じようなことは要求していたんですが。
例えば、選択問題Ⅲの場合、
(1)~、多面的な観点から課題を3つに整理し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を説明せよ。
(2)前問(1)で整理した3つの課題のうち、目標を達成させるためにあなたが最も重要と考える課題をその理由とともに挙げ、その課題に対する解決策を複数示し、専門用語を交えて具体的に説明せよ。
(3)前問(2)で示した解決策に関連して新たに浮かび上がってくる将来的な懸念事項とそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
となります。なんと攻略しやすいことか。
(2)の「専門用語を交えて」のくだりは、半分くらいの部門で書かれていますが、常識的に考えれば専門用語を交えないと説明ができないと思うので、そこまで気にしなくてもいい気がします。
が、問題は(1)の観点。
店主が受けた令和2年度は、実は初めて「観点とともに示せ」が出てきた年でした。
店主はというと、観点ガン無視し(多分書いてない)、同じく初登場の「波及効果」に苦戦し、Ⅲの問題の得点は合格後の開示を見たら、14点でした。
(得点が半分切ったという悪夢。Ⅱの得点力が恐ろしかった(違う意味で)おかげで、首の皮1枚で受かってたことが判明した得点開示でした。)
さすがにそれから5回目の試験のため、いくら何でも攻略しないといけません。
どう攻略すればいいのかは、店主に聞いてください。講座も一緒におすすめします。
ほかの技術士試験関連のサイトさんでも同じことを言われていると思いますが、問題文をよく読んで問題文が要求している事項に忠実に答えてください。
焦って読んではあかんのです。
技術士第2次試験は、解答者の論理的思考能力を見ます。なので論文は、当たり前ですが、論文全体の一貫性や論理的な整合性を確保するようにしてください。
最後に
最後に、自分が上記のことをしているのか、していないのか客観的に見てほしいなあ、と思った方は添削指導を1度受けられることをお勧めします。
なぜって、文章を書く時の長年の癖になっている可能性が高いので、指摘を受けて初めて気が付くパターンもあるかもしれません。
宣伝のようですが、鈴木Booksカルチャーセンター部でも添削指導を行っておりますので、もしよろしければ以下のURLよりアクセスお願いします。
suzukibookstokyo's STORE (stores.jp)
もちろんですが、鈴木Booksカルチャーセンター部以外でも日本全国探せば技術士第2次試験の添削指導を行っているサイトはありますので、ぜひご自身に合う指導者に巡り合い、合格に近づけるのも手です。
以上が効果的な論文の書き方についてのポイントです。これらのポイントを押さえながら、試験合格に近づく論文を作成してください。