就職の注意事項

query_builder 2023/10/20
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こんにちは。鈴木Booksの店主です。


昨日買った本にこんなことが書かれていたので、ハッとしました。



橘玲という方はなかなかに厳しいことを言いますが、現実問題その通りだな、とうならせるような作品を書く方です。


この本に関して、勘違いしてほしくないのですが、あくまで「人生を幸せにするための土台づくりの本」です。

タイトルだけ見るとそう読めてしまいますけどね。


で、店主が影響を受けたのは、これ。

会社ではなく仕事を選ぶことだ。


特に、これから就職する方はおそらくこの本を読んだほうがいいと思います。


会社ではなく、仕事を選ぶ時代。そのほうが間違ってないですよ、店主がそれでした。


店主は大学4年の時、きっと当時で1番女性も男性と対等な処遇で働ける職場であろう公務員を希望しました。

が、7月になっても受からないので、そろそろ真面目に就職を考えないとあかんわ、というときに「そうだ、自分のやりたいことをしよう」と思い立ちます。

なので、地図でも作るか、と思い、測量ができる茨城の田舎の小さな建コンに就職しました。

この建コンの見学で初めてインフラを設計するなる仕事があるのか、と知りました。


店主が就職活動をしていたのが2012年。

そのころの田舎の国立大学の文系は、大企業の子会社、地元トップ企業、地元の金融機関が割と勝ち組とされていました。

なので、決まった会社が従業員30人くらいの小さな建コンというのがなかなか恥ずかしかった記憶があります。

それでも、仲の良い友人たちは「え、いいんじゃない」という感じでしたが。


やがて仕事を覚え、一人立ちし、資格(技術士)を取ったら、そんなコンプレックスを抱えていた時期があったなあ、と懐かしくも思います。

この本にも書かれていますが、人間は嫌いなことで努力はできません。

1万時間やればたいていプロになれますが、好きなことで圧倒的な努力をすることでプロになれます。

きっと、店主の場合は測量も設計もある意味「好きなこと」だったのでしょう。


今でも「仕事ってなんですか?」と聞かれると、「道路を設計する仕事です」と返しています。

たいていの方はびっくりします。「へー、そんな仕事あるんですね」と。

あるのですよ、みんな知らないから調べようがない仕事が。


まとめると、店主からの願いは、

就職活動をしている皆さん、会社で選ぶのではなく、仕事で選びましょう。

たとえ、最初に不本意(?)ながら小さな会社を選んだとしても、本人の好きと努力次第で大企業に行くことも可能です。

(その大企業があなたの水に合うかは別です)


もちろんですが、35歳までならきっと本人次第でやり直すことは可能ですよ。







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鈴木Booksカルチャーセンター部

住所:東京都新宿区

電話番号:070-2671-9068

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